メキシコ6日目:メキシコシティ市内散策とテオティワカン遺跡ツアー。


今日はメキシコシティ市内散策とテオティワカン遺跡ツアーの日。朝8時にロビーにお迎えが来て、早速出発です。


メトロポリタン大聖堂とテンプロ・マヨール

まずは世界遺産となっている歴史地区にてメトロポリタン大聖堂と、その下に今も一部が眠ったままになっているテンプロ・マヨールという遺跡を鑑賞。ここは一部は発掘されて公開されているものの、上にある世界遺産を取り壊して発掘を進めるわけにもいかず、まだまだ地下に遺跡が眠っているもののそのままの状態になっているそうです。大聖堂の中
にはいくつもの礼拝堂があり、金箔が貼られた眩い輝きに彩られたイエスやマリア様が鎮座しています。歴史地区は元々は古代テクスココ湖の島だったそうで、現代のメキシコシティはこの湖を埋め立てて作られた街なんだそうですよ。
Catedral Metropolitana(メトロポリタン大聖堂)

Templo Mayor(テンプロ・マヨール)1978年に地下鉄の工事で発見されたとか。


大聖堂の十字架は無骨な感じ。

荘厳な雰囲気を感じさせる重厚な造りです。

金ピカです。手前のイエス像は毒が盛られたことを知らせるために足が曲がったと伝えられている有名な像です。

中はとても広く、いくつもの礼拝堂があります。

メキシコで愛されている、グアダルーペのマリア。

すごい位置にパイプオルガンがあります。もう一つが反対側にあり、対になっています。


こちらも金ピカピカです。

横にとにかく長い国立宮殿

そこから少し歩いて、今度は国立宮殿の外観を見学しました。ここはたまに大統領の執務室になることもあるらしく、大統領の出入りの際はここ一帯が封鎖されてしまうようです。なかなか迷惑な話ですね。
国立宮殿は横に長ーい。


かつての銀の集積地 サント・ドミンゴ広場

宮殿からさらに歩いていくと、今度はサント・ドミンゴ広場に到着しました。ここは昔、メキシコの各地から採れる銀を集約していた一大拠点だったそうです。今は椅子に座ったおじさまの銅像が佇んでおります。
頭に鳩が・・・

世界三大奇跡を目の当たりに。グアダルーペ寺院

そこからバンで少し移動すると、世界三大奇跡で有名なグアダルーペ寺院に着きます。ここ一帯は4つの教会があり、スペースマウンテンのような形をした建物が一番新しく、現在使用されている教会とのこと。ここにグアダルーペの聖母の布が祀られています。聖母マリアの姿が自然に布に浮き上がったと聞いていたので、よく分からないシミでしょー?と思っていたら、まさかの超鮮明!しかもNASA検証済みって本当ですか!?自然に浮かび上がったとはおよそ信じられないですが、このグアダルーペの聖母マリアをメキシコの方達は愛して止まないとのことです。ちなみにこの布は平らなエスカレーターに乗りながら超間近で観ることができます。観光ベルトコンベアです。

洗礼待ちの子供達。

こちらは旧教会です。地盤沈下でだいぶ傾いています。

こちらが新教会。スペースマウンテンみたいですよね。

正面から見た新教会。近代建築という雰囲気です。

何かのパーティーですか?

観光ベルトコンベアに乗って激写。これが布に浮き出たマリア様です。いや、鮮明すぎるでしょ!


太陽と月の神殿が迎えてくれる、テオティワカン遺跡

歴史地区の散策が終わり、いよいよテオティワカン遺跡へ向かいます。高速経由で40分程度で到着しました。街から意外と近くにある遺跡なんですね。月の神殿、太陽の神殿それぞれのピラミッドに登り、心地よい風を浴びながら遺跡やその向こうに広がるメキシコの街並みを眺めるのは格別の時間でした。太陽の神殿は世界で3番目に大きなピラミッドだそうですが、登れるピラミッドとしては世界最大なのだそうです。

石と石の間の小石は元からあったものではなく、修復の後だそうです。

右の方にヒトデマンがいますね。

色の復元が行われており、とても鮮やか。

中も自由に歩けます。

月の神殿(Pirâmide dela Luna)

かなり急な階段ですが、そんなに高くないので10分もかからず登れます。

上から見た光景。左奥が太陽の遺跡、真ん中には死者の道が続きます。

呼んだ?

太陽の神殿(Piramide del Sol)。月の神殿よりかなり大きいです。ここの上空は UFOの目撃情報もとても多いらしいですよ!

太陽の神殿から月の神殿を眺めます。

上り下りの階段はかなり急なので気を付けましょう。一方通行になっています。



月の神殿からの眺め

太陽の神殿からの眺め


パノラマでも堪能。

こういうお土産おじさんがたくさんいます。

死者の道の両側には小さなピラミッドがたくあんあります。



太陽の神殿の頂上はかなり混んでます。


メキシカンビュッフェが楽しめる「Gran Teocalli」でランチ

駐車場まで続くお土産ロードを横目にバンに乗り込み、今度は近くのレストランバーGran Teocalliでランチをいただきます。ビュッフェスタイルで作りたてのケサディージャや白身魚のクリーム煮などなどを堪能しました。全体的に料理のクオリティがとても高く、さらにマリアッチの演奏もありとても楽しいランチになりました。庭ではガーデンウェディングも行われていましたよ。
周りは割と荒廃してますが、レストランだけは綺麗です。

どれもこれも美味しいです!メキシコのビール「SOL」とともに。

マリアッチが始まりました〜
ガーデンウェディングやってました。お幸せに!

どこの国でも子供は可愛いですね!


お腹いっぱいになったところで最後の目的地である国立人類学博物館へ。これまで見てきたテオティワカン遺跡やチチェン・イッツァ遺跡から出土した装飾品や生贄の心臓を捧げるための台座、アステカカレンダーの石碑など、とても貴重なものを間近で見ることができ、お勧めの博物館でした。

天井から水が!

斬新な噴水でした。

もちろんレプリカです。

黒曜石で作られた矢じり。

この一つ一つの四角が文字を表しているそうです。

水に関する神様。蛇のスカートを履いてます。


ドクロモチーフが多いです。

丸い輪っかが水に関するものを表すシンボル。

他の記事で紹介した球戯「フエゴ・デ・ペロタ」に使われたゴムのボールです。

チャックモール。狛犬みたいなビジュアルしてますね。

背中に穴が空いていてここに心臓を置いていたようです。



超有名なアステカカレンダー。



他の記事で紹介したチチェン・イッツァ遺跡のチャックモールがこれです。シュールな表情してますね。。。

これもチチェン・イツァ遺跡のククルカン。マヤ文明ですね。



高貴な方の石仮面。石仮面といえばジョジョですよね。



夕方ごろにホテルへ送り届けてもらってからは、ホテルの近所にあるインスルヘンテス市場を散策し、マリアッチの演奏が聴ける、Villa Mariaというレストランでディナーにしました。このお店は日本でも有名らしく、私たちが日本人だと見るや、マリアッチで川の流れのようにを演奏してくれました。日本語がとても上手で感動しましたよ〜!オリジナルのマティーニやマルガリータのメニューが豊富にあって色々楽しむことができます。「コロナリータ」というカクテルを頼んだ時は、マルガリータにハイネケンが突き刺さっているという衝撃的なビジュアルにビックリ!ただ、マルガリータの甘みとビールの苦味が程よく絡み合って、味はとても美味しかったです。本家はコロナを使うそうですよ。フードは特にワカモレが美味しく、思わずお代わりしてしまいました。
インスルヘンテス市場入り口。アンヘル独立記念塔から徒歩5分ほどです。

名産のシルバー製品。

同じような商品を売っているお店がたくさんあります。

インスルヘンテス市場への行き帰りにたくさん目撃したハマーのリムジン。何?何があるの??

リムジンから出てきたのは思い思いにドレスアップした女性。調べてみると、キンセニェラと言って、メキシコ版成人式のようなもののようです。女性は15歳になるとこれを行うのだとか。

カクタス!サボテンです。私の口には合わなかった・・・オクラっぽくてネバネバしてます。


人生で一番美味しいワカモレでした!

トルティーヤに包んで食べる豚肉。

衝撃ビジュアルなコロナリータは、グランデサイズで。


明日は朝からフライトで日本へ帰国します! Hasta la vista, MEXICO!!