タイ2日目:首長族とタイガーに会いにゆく。


2日目は一日フリーなので、まずはアイデア出し。首長族の村と、山の方にある寺院は見たいよね~、グリーンカレー食べたいね~なんて話ながら道を歩き、とりあえずホテルの受付の美人さんに教えてもらったタイ料理のおすすめレストランに向かうべくトゥクトゥクを止めます。すると、運転手が営業を開始。17時までであれば、一人300バーツで行きたいとこ全部回ってさらに他にも名所が見られるらしいとのこと!これは安いと早速OKし、まずはグリーンカレーの美味しいレストランへ。


チェンマイの市街地はどうなっている?

ここでチェンマイの街の構成図を少しご紹介。
チェンマイは大きく2つのエリアに分かれていて、その周辺は高い塀と堀で囲まれています。塀の中は旧市街地エリアで、数ある寺院の中でも特に有名なワット・プラシンやワット・チェンマンなどもこの旧市街エリアにあります。


トゥクトゥクに乗り込んで運転手が発車させるとすぐに心地よい風が体の横を通り抜けていき、予想以上に気持ちがいい!揺れも結構ありますが、少し体を後ろに倒した状態で乗車できるので、思った以上に快適に過ごすことができました。ちなみに座席は女性3人で少し狭いくらいなので、男性3人は難しいかな?というくらいの広さです。

ローカルで人気のタイレストラン「HUEN PHEN」



風を心地よく感じていると、目の前に茶色い壁が見えてきました。これが有名なターペー門と、エリアを分け隔てている壁ですね。運転手が気を利かせて停まってくれたので、近づいてよく眺めることができました。そこから旧市街地エリアに入り10分程度走ると、目的地のレストラン「HUEN PHEN」に到着しました。既にお客さんが沢山でかなり繁盛しています。

トゥクトゥクで市街地をスイスイ。砂埃の混じる匂いと心地よい風が旅行気分を盛り上げます。

旧市街地を隔てる高い壁の切れ間、ターペー門。

逸る気持ちを抑えつつ、定番のタイ料理をオーダー。トムヤムクンにカオソーイのほか、タイ版前菜の盛り合わせ?のようなものも頼んでみました。前者はとっても美味でしたが、盛り合わせは、、うーん、、、少し苦手ですね。生っぽい感じのソーセージが特に。トムヤムクンは日本で食べた時はその美味しさに気づかずにいましたが、改めてタイで食べてみるとこれがとっても美味しい。今回の旅行でかなりトムヤムクン好きになってしまいました。

HUEN PHENの外観はグリーンで可愛らしい。

カオソーイとトムヤムクンは最高!盛り合わせは好みが分かれる味。

首長族の村「Long Neck Karen Camp」

お腹も膨れたところで、再度トゥクトゥクに乗り込み、今度は郊外にある首長族の村「Long Neck Karen Camp」へ向かいました。旧市街地エリアの中央からどんどん田舎の方に入っていき、40分ほど経ったころに現地へ到着。駐車場は整備されており、観光客用のトイレも完備。地図を渡されて門をくぐりますが、思いがけず観光地化されているため少し面喰ってしまいました。
首長族と言うと、金の輪っかを何重にも首に通した人を思い浮かべますが、この村に住んでいる(?)のは5部族であり、輪っかを重ねる部族はその中でもパドン族のみのようです。各エリアを回っていくと、各部族が手作りの民芸品を売っており、かなり商魂逞しい感じです(笑)。よく写真で見かける、あの有名なカレン族の女性も売り子さんとして座っていらっしゃいました。せっかくなのでブレスレットを友人とお揃いで購入し、村を後にしました。
入り口にはしっかりした門があります。

村の地図案内。Karen族、Yao族、Lahu族、Aka族、Padong族が各エリアに。

伝統の織物を織るおばあちゃん。カメラを向けるとにこやかに笑ってくれました。

青々とした水田にお米が実っています。可愛らしいカカシも立っていますね。



こんな土産物屋が立ち並びます。

これは伝統の焼き物???

どこの国でも猫には思わずカメラを向けてしまいます笑

こちらの方は色んな媒体にも登場する有名な首長族の女性ですね。

若い女性も伝統を受け継いでいるようです。

タイの刺激的なアクティビティ「ガンシューティング」

約束の17時までまだ時間があったので、運転手の提案された場所からピックアップし、「ガンシューティング」と「タイガーキングダム」に行ってみることにしました。ガンシューティングは20種類ほどある銃の中から好きなものを選び、実弾を撃つことができます。一番簡単なものでは物足りないかなと思い、一つ上の中くらいの銃を選んでみたものの、実際売ってみてびっくり!ヘッドフォンを付けていてもその音と衝撃が半端なく、しっかり構えていても撃つたび大きく両手が上振れしてしまいます。横に着いてくれるスタッフさんのアドバイスを受けながら何度も的に向かって撃ちこんでいると、次第に真ん中に近い部分に集中して撃つことができるようになりました。最後まで撃ちきった解放感に酔いしれていると、スタッフさんが私のスマホを使い、いろんな角度から写真を撮ってくれました。これは嬉しい!友人達も撮ってもらっていましたが、人によって全然撮り方が違うので、運よくセンスのいい方に当たると素敵な写真を撮ってもらえるハズです(笑)。

トラと近距離で戯れる!「タイガーキングダム」

そこから10分程度トゥクトゥクを走らせ、今度はタイガーキングダムへ到着。タイガー(大)、タイガー(中)、タイガー(小)、ホワイトタイガー、ホワイトタイガーの赤ちゃんからセレクトし、檻の中に入って一緒に写真が撮れるんです!しかも専門のカメラマンさんが着いてくれ、写真データはCD-Rに焼いてくれます。※ホワイトタイガーの赤ちゃんは数枚の写真からデータを受け取るのみ。檻に入るときはカメラマンの他にトラを操るスタッフが2~3名入ってくれるのですが、彼らが非常にトラの扱いにうまく、うまいことトラをカメラ目線にしたらポージングさせたりしてくれます。ただ、大勢の観光客が見ている中、檻の中でこちらもポージングさせられるので、なんだか自分も動物園の見世物になったような気分になります(笑)。しっかりCD-Rを受け取ると、再度トゥクトゥクへ。そろそろ約束の時間なので旧市街地エリアへ向けて出発。渋滞に巻き込まれながらもなんとか帰り、オシャレなカフェが立ち並ぶと話題のニマンヘミン通りで降ろしてもらいました。

子供のホワイトタイガーはとってもキュート!大きめの肉球が堪りません!!

お洒落なニマンヘミン通り界隈を街ブラ

通りをブラブラ歩いていると、なるほど噂通り、オシャレなカフェやビルがたくさんあり、観光客が大勢歩いています。このエリアを抜けると大型ショッピングモール「MAYA」があり、さらに多くの人で賑わっています。MAYAの周りには小物やアパレルなどの露店がたくさん出店しており、ここを回るだけでもとても楽しむことができます。屋台の不思議なたこ焼きなんかを食べ歩き、再度にタイ料理レストランでこれまた定番のグリーンカレー、パッタイなどを食し、この日は終了しました。
Think Park(シンクパーク)はMAYAから道を隔てた場所にある小規模なお店が並ぶエリア。




ショッピングモール「MAYA」の電飾はとても綺麗

MAYAの前にはたくさんの露店が並びます。



日本でも習い事で人気のあるソープカービングのお花たち。

色とりどりのレザーとパーツを選んで、パスポートケースを作ってくれます。名前も入れてくれますよ!私も一つ作りました。

夜も通りの賑わいは衰えません。

マックのドナルドもタイ式のご挨拶。

た、、、たこ焼き!?

ちっちゃなタコが一匹ずつ入っていました。

ディナーで食べたパッタイ。タマリンドがいい味出してます。

グリーンカレーや炒め物も色々頼んでみました。

こちらのトムヤムクンは大きめのトマトが特徴的。酸味が際立つ味でした。