台湾2日目〜3日目:枯れ木の烟る森と台湾のウユニ塩湖を探索。



■2日目
本日のルート


早朝2時。我々は行動を開始しました。

なぜこんなに早起きしているかというと、本日の目的である「忘憂森林」へ行くためです!ここは南投縣の山の上にあり、池に枯れ木が並び立つなんとも言えない光景で最近人気のスポットなのです。台中からバスが出ているようですが、このスポットの一番の目玉は早朝、横から差し込む朝日が枯れ木に当たり、いくつもの光線が浮かび上がる光景であること、かつ弾丸ツアーで台中まで移動している時間がないことから、ホテルからタクシーで山まで行ってもらおう!という力技な作戦に出たのです(笑)

ホテルのフロントに前日夜オーダーしてもらっておいたタクシーは、時間通りホテル前に来ていました。早速乗り込み、いざ出発。森林までの道のりは遠い・・・。
途中、あまりに長い距離のため、タクシーの運転手さんが気を利かせて高速道路のサービスエリアに立ち寄ってくれました。清水サービスエリアはとっても広く、中はプチ水族館のようなエリアもありました。展望台もあり、夜景がきれいなんだとひたすら運ちゃんにアピールされましたが、時は早朝4時、ネオンも消え、ただただ真っ暗で残念でした。
水槽のサメとツーショットを撮影し、再度車に乗り込みます。




真夜中の台湾のサービスエリアでおでんを発見(笑)

とっても大きな建物です。


タクシーに乗り込んでから5時間ほど経過し、やっと目的にに到着しました。森林の入り口は茶畑になっていて、ここからさらに徒歩で15分ほど急な山道を登って行かなければなりません。※かなり急なので、滑りにくい運動靴で行かれることをお勧めします。
無心で森林を目指して歩いていくと、何の変哲もない林に突如ぽっかりと池が現れ、何本もの枯れ木が佇む場所に出ました。目的地到着です。人気スポットだけあり、早朝でも20名ほどの先客がいました。
入り口付近には茶畑が広がります。

山道をどんどん進みます。

一箇所だけぽっかりと枯れ木が立ち並ぶ場所が見えてきました。


山道に差し掛かった時点で日も昇り始めており、さらにどんよりとした曇り空だったので、綺麗な光景は拝めないかなぁと少し諦めていたのですが、目的地に到着するころには晴れ間から朝日が差し込み、噂にきいていた幻想的な光線が広がっていました。朝日に暖められた池や枯れた木々からは水蒸気が立ち上り、池の雰囲気をさらに幻想的なものにしていました。さっと回れば15分程度で見れてしまうと思いますが、カメラ小僧の私は1時間半ほど滞在し、シャッターを切りまくっていました。


























山を下りる頃には出店が立ち並んでいました。

大量の桃。果物もとってもお安いですよ〜


一通り堪能したところで山道を戻り、待ち構えていた運ちゃんのタクシーに再度乗り込み、今度は台中の街へ向かいます。お目当ては「宮原眼科」。とってもオシャレなお菓子のお店です。お店の前で下してもらい、運ちゃんとはここでお別れ。早朝から半日間チャーターし、お値段は2万円弱ほどでした。
宮原眼科は、もう外観からオシャレさが迸っていました。なぜ宮原眼科かというと、元々は日本統治時代に宮原さんという方が建てた眼科の建物をリノベーションして造られているからのようですよ。そのまま名前を残したんですね~。
1階はパイナップルケーキを始めとする様々なスイーツが売られていて、2階はレストランになっています。一通りお土産を買いこんだ後、2階のレストランで遅めのランチを頂きました。どれもそこそこ美味しかったですが、値段が高いのであまりコスパはよくありませんね。オシャレな雰囲気の中で食べたいという欲求が無ければあまりお勧めしません。



さながら、図書館のような雰囲気です。




色とりどりのリボンでラッピングしてくれます。 
2階はレストランになっています。




パフェに好きなトッピングを3種類サーブしてくれます。

日本人とわかると、国旗をつけてくれました^^ 
ぷりぷりの海老のフリッターとパイナップル。



お腹を満たしたら、今度は路線バスに乗り込み、絵描きおじさんの村「彩虹眷村」へ。黄永阜さんというおじいさんが家や道路をキャンバスに色々なモチーフを描いているカラフルなスポットです。86歳から描き始め、既に90歳を超えているというから驚きです。ただ、猛烈な暑さに見舞われ、1時間半ほどかけて向かったにも関わらず、滞在時間20分ほどで退散してしまいました。ここから台湾鉄道に乗り、今度は“台湾のウユニ塩湖”と呼ばれる「高美湿地」に向かいます。















30~40分ほどで清水駅に到着し、さらにそこから巨業客運という会社が運行している路線バスに乗って「高美湿地」駅で下車し、そこから歩いて5分ほどすると湿地が見えてきます。観光客が山ほどいるので、その人たちに着いていけば問題なく着けるでしょう。


浜から桟橋を5分ほど歩きます。観光客でいっぱい!
桟橋の先から入水。ここは特に混雑する所。

到着した時はまだ風があり、波が少し立っている状態でした。





















2時間ほど滞在してやっと清水駅まで戻ってきた時には既に21時。台湾鉄道でくたくたになりながらなんとか台北駅まで戻り、すぐに眠りにつきました。


■3日目
弾丸ツアーも最終日!今日はフライトの時間の兼ね合いもあり、そんなに遊べないことから、市場を楽しむことにしました。ホテルから少し電車に乗り、雙城街へ。ここは夜市が有名なようですが、お昼だって負けていないですよ。



駅から5分ほど歩くと見えてきます。

ザ・アジアの屋台街といった雰囲気です。


台湾に来たらやっぱり小籠包は外せませんよね。

こちらはサンラータン。少なめの量なので色々な麺が楽しめます。

店員さんのオススメということでこちらも食べてみました。台湾版の油そばのようなものです。

ランチ時になりだんだん人が増えて来ます。

豚の角煮。安定の美味しさ。


台湾といえばマンゴー!


食べ損ねた台湾グルメを市場で制覇し、満足感タップリで日本への帰途に着きました。弾丸で色々詰め込みすぎた感はあったものの、色々回れて良い旅でした。次回は台南を攻めてみたいと思います!