ラスベガス・グランドキャニオン2日目:まさかの大雪と壮大なホースシューベンドと。




2日目、起きて外に出ると、まさかの真っ白!!!え、待って、グランドキャニオンて雪降るんですか?夜から降り始めたらしい雪は朝も降り続けており、マーサポイント(Mather Point)から谷底を眺めようとしても一面真っ白で何も見ることができませんでした。年間300日は晴れだというグランドキャニオンでまさかの大雪とは、引きが強いというかなんというか・・・。
この後に行く予定だったアンテロープキャニオンも雨予報だったので、予約していたツアーを泣く泣くキャンセルし、ゆっくりホースシューベンド(Horseshoe Bend)へ向かうことにしました。※アンテロープキャニオンのツアーは雨予報だと鉄砲水で危険だということで中止になってしまうことが多いそうです。

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看板も雪化粧

マーサポイント。ここから見えるはずの絶景はどこへ?

全く見えません。

逆に珍しい景色を見られた、ラッキー、と思い込んでみる。
ようやく雪が少なくなって来ました。

せっかくなので雪だるまを作り、ボンネットに置いて一緒にドライブすることにしました。フロントガラスの左に貼ってあるのがグランドキャニオン国立公園の入園証です。

少し天気が回復し、向こう側まで見渡せるようになってきました。


グランドキャニオン国立公園内でなくとも、このような大地の裂け目はいたるところで見れます。


本当に広大で心まで穏やかになります。
大地の裂け目がずっと向こうまで続いています。

こうも広々していると、無駄にパノラマを撮りたくなってしまいます。


2時間半ほどでホースシューベンドの駐車場へ到着し、ここから15分ほど歩きます。アップダウンがあるので結構きつい道のりでしたが、ようやく到着してびっくり。写真では見たことがあったのですが、実物はその数倍壮大で、これは生で見た人にしかわからない感動があります。ただし、フェンスなど何もないので、写真に夢中で崖から落下しないよういしましょう。実際、転落死亡事故も起こっているようです。アメリカなので、なんでも自己責任ですね。ちなみに、ホースシューは馬の蹄鉄、ベンドは曲がることで、コロラド州が馬の蹄鉄みたいに蛇行している場所って意味ですね。

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雄大かつ壮大。ここまで来た価値があります。
左下はこんな感じ。コロラド川は深い緑色をしています。

右側。川の部分によってグラデーションになっていますね。

底を覗き込むと船が見えました。下からも行けるんですね。

手前の人と比べるとその大きさが分かると思います。

名残惜しいのでもう一枚。ここだけで100枚以上写真撮りましたw


ここから一気にラスベガスに戻ります。またまた四時間半ほどのロングドライブ。ブルーノマーズをかけながらテンションを上げて一路ベガスを目指します!途中で突然のゲリラ豪雨に襲われたりしましたが、雄大な絶景といくつかの虹も見ることができ、思い出深いドライブになりました。

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虹発見!



今度は半円の虹です!

段々と晴天になって来ました!
茶褐色の大地にはやっぱり青空が似合う!

夕方ベガスに到着し、本日の宿であるルクソール(Luxor)へチェックイン。あの有名なピラミッド型のホテルです。ここのチェックインカウンターは10個以上あるものの常に行列ができて激混みなので、モバイルチェックインをおすすめしますよ!後、ピラミッド内と別棟にそれぞれ部屋があるのですが、ピラミッド内の部屋の場合エレベーターから遠い部屋だとかなり歩くので、希望できるならエレベーターそばの部屋を取るのがいいと思います。あと、ここは安いですが、安いなりのお部屋で少し古い印象を受けました。ベガスでリッチに泊まりたい!という場合は別のホテルにした方がいいですよ^^

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今回のお宿。ルクソールです。ピラミッドのてっぺんからビーム出してます。

特大スフィンクスが守ってくれてます。

ピラミッドの中はこうなってます!一階にはカジノの他にバーや博物館?もあります。とにかく広い!


少し部屋で休んでから、シルク・ド・ソレイユの常設ショー「“O”(オー)」を観るため、噴水ショーで有名なベラージオホテル(Bellagio Las Vegas)へ向かいます。タクシーが結構安いのでホテル前からタクシーで向かいました。このショーは19:30からと22:00からの2回あり、席のエリアによって値段がかなり違います。当日券も売っているようですが、人気のショーなので必ず予約して行くことをお勧めします。私はせっかくなので奮発してオーケストラブロックの104セクションをとりました。前から7列目、ど真ん中の103セクションとの間の通路沿いのかなり良い席が取れました。

オーのチケットをネットから事前購入する方法は別の記事で詳しく紹介しています。
ベラージオホテルの常設ショー「シルク・ド・ソレイユ“O”(オー)」のチケットを事前購入する方法

ベガスのホテルといえばここ、ベラージオですよね。
カジノを通って奥へ奥へ・・・

1階のカジノを抜けて右奥に、シルク・ド・ソレイユ「O」専用劇場があります。
チケットチェックを通過すると、実際の衣装や演者さんの像がディスプレイされていて、開演前からワクワクが止まりません。これはプールの中で演技をしている演者さんのスイムスーツですね。

演者さんをモデルにした像。


カウンター発見!

飲兵衛はここでも飲みます!その名も「O(オー)」というオリジナルカクテルをビックサイズで。

ステージは割と小さめです。

劇場内はこんな感じになってます。


シルク・ド・ソレイユのショーは初めて観たのですが、このショーは本当に素晴らしく、感動で涙がでるほどでした。確かな技術のサーカスにストーリー性を持たせた演出、それを支えるカラフルな衣装や大掛かりな舞台装置が相まって、とてもクオリティの高いエンターテイメントを堪能することができました。この劇場はオーのために作られたということもあり、特に舞台の真ん中が色々な形状で上下し、ある時はプールに、ある時はダンスをその水飛沫でダイナミックに見せるためのステージへと様々に変化するので、コロコロと変化する舞台演出にびっくりすること請け合いです。

ショーの余韻に浸りながら、ベラージオの噴水ショーを中から見ることができる和食レストラン「イエローテイル(Yellowtail)」で創作和食をいただきました。寿司や刺身もあり、新鮮なホタテのカルパッチョや神戸牛のタタキなどを美味しいワインと供に楽しみました。全ての席から噴水ショーが見えるわけではないので、実際に噴水ショーを間近で楽しめるテラス席や、噴水の見える室内席を利用したい場合は事前予約しましょう。

ほろ酔いで外へ出て、改めて噴水ショーを堪能しました。噴水ショーは時間帯にもよりますが15分か30分ごとに行われていて、曲も噴水ショーの内容も違うので、時間に余裕がある方は何曲か見てみるといいですよ。私の時は、Mikhail RudyのRhapsody on a Theme of Paganiniという曲でした。本当はWhitney HoustonのStar Spangled Banner(アメリカ国家)かエルビス・プレスリーのViva Las Vegasが聞きたかったんです〜残念。

噴水ショーのスケジュールはここのサイトを参考にしました。
ミスターベガスのラスベガス大全 ー 噴水ショータイムスケジュール

圧巻の噴水ショー。これがタダで見れるなんて太っ腹ですよね。

水もアクロバティック!こんな動きや・・・

こんな動きも・・・

こんな動きだってしちゃいます。


噴水ショーを堪能し、ゆっくり歩きながらルクソールへ。やっぱりラスベガスは夜が美しいですね。カラフルなネオンとド派手なショー、世界の名所をぎゅっと圧縮したようなベガスワールドと幾つもあるカジノが待っていますよ。
エッフェル塔で有名なホテル「Paris Las Vegas(パリス ラスベガス)」

ネオンがカラフルで綺麗ですね〜

ARIA Hotel & Casino(アリア ホテル&カジノ)はベガス内でも高級なホテルの一つ。

ベガスのハードロックカフェも有名ですよね。

さっきはパリにいたはずなのに自由の女神像。なんでもありです。

「Planet Hollywood Resort & Casino(プラネット ハリウッド リゾート&カジノ)」
「Bally's Las Vegas(バリーズ ラスベガス)」もう、目立ったもん勝ちって感じですね。

「The Cosmopolitan of Las Vegas(ザ コスモポリタン オブ ラスベガス)」こちらはちょっとシックで都会的な印象。

「MGM Grand Hotel and Casino(MGMグランドホテル&カジノ)」真緑の電飾がギラギラです。